口内炎に対抗する3つの知識
こんにちは 高円寺おやなぎ歯科のおやなぎです。
季節の変わり目や気温変化の大きい季節には、特に多くなる口内炎。 痛くて折角の食事が美味しく食べられないことも多いですね。
口内炎といっても、原因やタイプは1つではないですが、今回は一番多いタイプの全身疾患が関わらない普通の口内炎に対する基礎知識をお話しします。
1.お疲れではないですか?
口内炎は風邪、寝不足、疲れ、ストレスなど体の抵抗力が低下すると発生します。また、誤って頬を噛んでしまうなど、口腔内に傷が出来てしまった時にも発生します。
上皮細胞の再生機構がうまく機能していれば、比較的すぐに治ります。しかし、体の抵抗力が低下していると長い期間治らないこともあります。
口内炎が出来てしまったら、しっかりと休息を取って疲れを残さないようにすることがポイントです。
また、お口の中の細菌(プラーク)が多いと治りが遅くなります。口内炎になってしまったら、いつもよりしっかりとブラッシングをして口腔内に細菌が少ない状態を維持するようにして下さい。
舌磨きをしっかりすると細菌数がかなり少なくなるのでお勧めです。洗口剤を用いて、直接細菌を少なくするのもいいですね。
2.チョコラBBの安心感
口腔粘膜の傷が回復するためにはビタミン群のはたらきがとても重要です。特にビタミンCやビタミンB2のはたらきは不可欠で、口内炎時多くの場合これらの栄養素が不足しています。口内炎が出来たら、積極的にビタミンを摂取することをお勧めします。
そこで、バランス良くこれらのビタミンが配合されているサプリメントがあります。「チョコラBB」は口内炎の回復に必要なビタミンをバランスよく配合していますので、お勧めです。
ご自宅の置きぐすりとして常備することをお勧めします。
3.貼付薬や軟膏はご存知ですか?
口内炎の特徴として、ピリピリとした痛みがあります。治るまで我慢して待つことも多いですね。しかし、口内炎用の貼付薬や軟膏を塗ることで刺激が緩和され、多少痛みを和らげることができます。
貼付薬は「アフタッチ」など薬局でも売られているものが有名です。特に痛みが大きい時はこのような口内炎の傷口に直接張り付けるものがお勧めです。
軟膏は、ステロイド系の塗り薬が効果的です。「アフタゾロン」や「ケナログ」が有名です。こちらは歯科医院に行って、口内炎の相談をすると処方してもらえます。
軟膏タイプは、患部が濡れているとすぐ取れてしまいます。そこできれいなガーゼやティッシュペーパーで水分を拭き取ってから塗ると患部に長く付着しますのでお勧めです。 以上口内炎が出来てしまった人は 、
・体調を整える。歯磨きや舌磨きや洗口剤で口腔内をきれいにする。
・ビタミンCやビタミンB2を摂取する。
・口内炎用の塗り薬を常備する。
これらの知識をもっていると安心です。