訪問歯科:嚥下内視鏡検査(VE)とは

こんにちわ!高円寺おやなぎ歯科ブログ担当の助手パンです。
今回は高円寺おやなぎ歯科の訪問歯科部門で行われている「嚥下内視鏡検査(VE)」の現場にお邪魔しています♪摂食嚥下専門の先生とベテランの歯科衛生士さんが一生懸命検査しています。
嚥下内視鏡検査(VE)とは?
高円寺おやなぎ歯科では摂食、嚥下障害のある患者様には嚥下内視鏡検査(VE)を行っています。嚥下内視鏡検査(VE)は、鼻から内視鏡を入れた状態で食物を口から食べていただき食物の咬み具合や混ぜ具合、飲み込みの様子を観察し、誤嚥や咽頭残留があるかどうか、それらの原因がどこにあるかを判断します。
つまりどういうこと?
食道と気管の境目を内視鏡で除く検査だよ
それで何がわかるの?
この検査をおこなうことによって、より適切な嚥下リハビリの方法を探ったり、適切な形態の食事を提案することができるんだよ
ふむふむ。高円寺おやなぎ歯科では治療だけじゃないって事なんだね。食支援をやってるって事なんだね。
訪問歯科における食支援とは?
人は口から食べる力を失うと、点滴で栄養を補う経管栄養に移行したりします。しかし、それでは徐々に衰えていってしまいます。命を繋ぐためには、口から食べて栄養を取ることがとても重要になってきます。
ふむふむ。それを食支援っていうんだ?
嚥下内視鏡検査(VE)などから、摂食嚥下障害のケアを行ったり、ベテランの歯科衛生士さんによる口腔ケアを行ったりすることを食支援っていいます。
じゃあ、訪問歯科が食支援を行なえば良くなるってことだね?
いや、歯医者だけでは十分ではありません。管理栄養士や看護職、ケアマネージャーさんなど多職種がチームとして取り組まないといけないことだよ。
高円寺おやなぎ歯科では、施設様と協力しミールラウンドを行ったり、勉強会を行ったりしています。訪問歯科だけでなく、多職種がチームとして患者様一人ひとりの健康を守るために日々活動しています。
経管栄養患者の方が三食の食事摂取可能へ
高円寺おやなぎ歯科訪問歯科部門では、2年間という長い期間、経管栄養だった患者様に対して嚥下内視鏡検査を行い、原因をつきとめ摂食嚥下リハビリテーションを継続的に行っていった結果、三食の食事摂取が可能となった成果があります。
♡ 食べること。
♡ 話すこと。
♡ 生きる喜びを叶えたい。
そんな想いで今日も高円寺おやなぎ歯科の訪問歯科車両は施設様や在宅患者様のところへ向かっています。ご家族様やケアマネジャー様など、東京都杉並区付近で「訪問歯科を探している」「興味がある」方はお気軽にお問合せください。
次回は高円寺おやなぎ歯科が大切にしている「痛みへの配慮」について記事にしたいと思います♪