歯科医師や歯科衛生士が自宅や福祉施設に訪問して、
お口の治療やケア、誤嚥性肺炎の予防を行い医療と真心を届けます。
訪問歯科診療の専門スタッフがポータブルな機器を持ち、ご自宅や福祉施設に訪問いたします。虫歯治療や歯周病治療、入れ歯の作成や修理、口腔ケア、ブラッシング指導なども行えます。
誤嚥により口の中の細菌が気管や肺に入り込んで生じる誤嚥性肺炎は、日本人の死因のうち上位にあります。口の中を綺麗に清掃し口腔内の細菌を減少させ、誤嚥性肺炎の予防に繋げます。
しっかりと噛める様になれば唾液の分泌量が増え、消化吸収が良くなり食生活の改善に繋がります。摂食嚥下リハビリテーションなどを行うことで、免疫力や抵抗力の向上も期待されます。
食事が楽しくなる、人との会話が増えてコミュニケーション力の回復など、日常生活において、QOL（生活の質）の向上に繋がり、より一層人生を豊かなものと感じてもらえるように努めます。
当院では訪問歯科診療においても機器は充実しています。
ポータブルタイプの専用ユニットを用い、治療チームと摂食嚥下チームに分かれて診療を行っています。
舌圧とは、舌と口の口蓋の間で食物を押しつぶす際に生じる力のことを指します。舌圧測定器を使用することで、舌の運動機能を最大舌圧として計測することができます。嚥下機能の評価や嚥下治療の目標設定を行います。
嚥下内視鏡検査（VE）は、鼻からファイバーを挿入し、粘膜の状態・咽頭残留・誤嚥の有無などを直接観察する検査で、唾液や喀痰の貯留の有無、食物を飲み込んだ後の咽頭内への食物の残留の有無や、期間への誤嚥などを評価することができます。
