かかりつけ歯科医とは
かかりつけ歯科医機能強化型診療所は、2016年保険改定で厚生労働省により新たに定められた制度です。
患者様に安心・安全な歯科治療を行うために、以下のような装置や器具などが導入されています。
緊急時の初期対応が可能な医療機器
緊急時に備えて自動体外式除細器(AED)や、酸素ボンベ及びマスク、血圧計、パルスオキシメーターなどを設置。各医療機器を適切に使用できるようスタッフ研修も行っています。
歯科用吸引装置口腔外バキューム
歯科ユニット毎に、歯牙の切削や義歯調整、詰め物や被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸引することができる口腔外バキュームを設置。治療中に飛散する水や唾液なども吸い込みます。
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(以下、か強診)とは、保険の枠組みを一部拡大し、虫歯や歯周病の重症化予防治療を広く定着させることを目的として制定されました。従来の削って詰める治療優先型の歯科医療の在り方を改め、虫歯にさせない、歯を失わないための継続的な検査やメンテナンスが組織的に行える歯科診療所を「か強診」として認可しています。か強診は認可要件が厳しく、認可を受けている歯科医院は、まだ1割程度しかありません。